保険営業職員の方は、営業活動や顧客対応のために、長期間使用する高額な機器や車両を利用するケースがあります。
特に、以下のようなものは固定資産に該当する場合があります。(10万円以上の場合)
- 自家用車
- パソコン
- タブレット
- スマートフォン
- その他、仕事のために10万円以上で購入した備品
ここでは、保険営業職員の方によくある固定資産の事例をご紹介します。
1. 自家用車
顧客訪問や営業活動で利用している場合は、固定資産として登録するケースがあります。
▼OK例
- 顧客訪問で日常的に使用
- 取得価額や購入日が分かる
- 事業利用割合を設定している
例
「購入金額200万円の自家用車を、営業活動で70%利用しているため固定資産登録」
▼NG例
- プライベート利用のみ
- 購入金額が分からないまま適当に登録
- 事業利用割合を設定していない
▼ワンポイント
車検証や契約書、購入時の書類があるとスムーズです。
業務利用割合は、家事按分の考え方と同様に設定します。
2. パソコン
提案書作成や顧客管理などで使用するパソコンは、固定資産になる場合があります。
▼OK例
- 10万円以上のパソコンを業務利用
- 提案書作成・オンライン面談で利用
例
「15万円のノートPCを主に業務利用しているため登録」
▼NG例
- 10万円未満なのに固定資産登録
- 家族共用PCを100%事業用登録
▼ワンポイント
購入時のレシートや領収書は保管しておきましょう。
3. タブレット(iPadなど)
営業資料の提示やオンライン商談で利用する場合があります。
▼OK例
- 顧客説明用として使用
- 業務利用割合を設定
例
「商談用iPadを80%業務利用として登録」
▼NG例
- 動画視聴・私用中心
- 利用実態に対して高すぎる割合
▼ワンポイント
仕事専用に近いほど、事業割合は高くなりやすいです。
4. スマートフォン
高額なスマートフォンは、固定資産になる場合があります。
▼OK例
- 顧客連絡・LINE・メール・オンライン面談で利用
- 業務利用割合を設定
例
「20万円のスマホを業務利用70%として登録」
▼NG例
- 完全私用端末
- 家族利用込み
▼ワンポイント
スマホは金額によっては固定資産ではなく、消耗品費などになるケースもあります。
迷う場合は、購入金額を確認しましょう。
5. プリンター・複合機
顧客向け資料印刷などで利用するケースがあります。
▼OK例
- 提案資料印刷
- 契約関連書類の出力
例
「業務用として使用しているプリンターを登録」
▼NG例
- 家庭利用中心
- 利用実態が不明
▼ワンポイント
業務利用割合を決めて登録すると安心です。
6. よくある質問
「10万円以上なら全部固定資産ですか?」
一般的には、長期間使用する10万円以上のものは固定資産になるケースがあります。
ただし、購入時期や利用状況によって扱いが異なる場合があります。
「開業前に買ったものも登録できますか?」
開業前に購入した車やパソコンでも、事業で利用している場合は登録できるケースがあります。
7. 注意事項
固定資産は、「いつ購入したか」「いくらで購入したか」が重要です。
以下はできるだけ保管しておきましょう。
- 領収書
- レシート
- 契約書
- 車検証
- 注文履歴
分からない場合でも、あとから登録・修正できるケースがありますので、まずは分かる範囲で進めて問題ありません。