家内労働者の特例とは?
「家内労働者の特例」とは、実際に使った経費が少ない場合でも、一定額を必要経費として計上できる制度です。
2026年(令和8年)分の確定申告では、最大69万円を経費として計上できます。
(2025年分までは65万円でしたが、2026年分から引き上げられました。)
この特例を利用すると、所得(収入-経費)が少なくなるため、所得税の負担が軽くなる場合があります。
特に、実際の経費が少ない方ほど節税効果が大きくなりやすい制度です。
※ FinFinでは、2026年分の確定申告から対応しています。
家内労働者とは?
「家内労働者」とは、自宅などで企業から依頼された仕事を行い、報酬を受け取る働き方のことです。
例えば、以下のようなお仕事が該当します。
- 保険営業職(保険外交員)
- 内職(袋詰め・組立て・縫製など)
- 販売人・集金人
- 検針員
- シルバー人材センター勤務
保険外交員の方も、この特例の対象になるケースがあります。
自分が対象かわからない場合
以下のような働き方に当てはまる場合は、対象になる可能性があります。
- 企業や事業者から仕事を請け負っている
- 自宅などで作業している
- 成果に応じて報酬を受け取っている
また、業務委託の配達員(Uber Eatsなど)やフリーランスの方でも、条件によって対象となる場合があります。
ご自身が対象か判断に迷う場合は、管轄の税務署へご確認ください。
特例を利用する際の注意点
以下に当てはまる場合は、特例を利用できません。
- 「事業所得・雑所得の実際の経費」と
- 「給与収入」の合計額が
69万円以上ある場合
また、多くの場合は特例を適用したほうが税金が少なくなりますが、条件によっては逆に納税額が増えるケースもあります。
そのため、申告前に「特例あり」と「特例なし」の両方を比較することをおすすめします。
FinFinでの確認方法
※申告書PDFのダウンロードは確定申告時期(1月〜3月)までは実行できません。
特例が利用できるかの確認は確定申告時期までお待ちください。
- 確定申告画面の
「確定申告内容の作成」>「申告に関する質問への回答」>「その他」>「家内労働者の特定」を開き、「自分が家内労働者の条件に当てはまる」にチェックを入れる - 申告書PDFをダウンロードする
- チェックを外す
- 再度、申告書PDFをダウンロードする
- 2つの申告書を比較する
以下を比較してください。
- 「51 納める税金」
→ 少ない方がおすすめ
または
- 「52 還付される税金」
→ 多い方がおすすめ
税金が有利になる方の申告書をご提出ください。
※ 2026年度の申告書PDFダウンロード機能は公開前です。例年は翌年の1月に機能公開しています。
機能公開後にご確認ください。
参考
- 国税庁「家内労働者等の必要経費の特例」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1810.htm