このページでは、保険営業職員として活動を始めた方向けに、確定申告FinFin(旧スマホ会計FinFin)の初期セットアップ方法をご案内します。
「青色申告承認申請書」を提出済みの方向けに、最初に設定しておきたい内容だけをまとめています。
まずは以下の5ステップを進めましょう。
STEP1:モード選択(事業者モード)
1-1. 保険営業職員の方は「事業者モード」を選んでください
最初の設定では、利用目的に応じてモードを選択します。
保険営業職員として青色申告を行う方は、「事業者モード」を選択してください。
迷った場合でも、保険営業職員の方は基本的に「事業者モード」で問題ありません。
※ モードはあとから変更できますので、安心して進めてください。
■モード選択の流れ
アカウント登録後、最適なモードを決めるために、いくつかの質問に回答します。
保険営業職員の方は、以下の流れで回答して、「事業者モード」を選択してください。
※モードは、アプリ内の設定画面であとから変更できます。
ただし、保険営業職員として青色申告を行う場合は、「事業者モード」のままで問題ありません。
1. [次へ] をタップ
2. 「個人事業主として収入がある」をチェックして [つぎへ進む] をタップ
3. 「提出している」を選択して [つぎへ進む] をタップ
4. 「事業者モード(青色申告)」が選択されます。[このモードではじめる]をタップしてください。
モードが設定され、ホーム画面に遷移します。
💡Tips:なぜ「事業者モード」なの?「事業者モード」は、個人事業主向けのモードです。 保険営業職員として青色申告を行う場合は、以下の理由から「事業者モード」を使用します。
他のモードとの違いかんたんモード副業収入などをシンプルに管理したい方向けです。 控除だけモード医療費控除やふるさと納税など、還付申告をしたい給与所得者向けです。 保険営業職員として青色申告を行う場合は、これらではなく「事業者モード」をご利用ください。 |
STEP2:事業者名・開業日の設定
2-1. 事業者名の設定
■事業者名の設定方法
設定方法は、以下のヘルプページをご確認ください。
2-2. 開業日の設定
■開業日とは?
開業日とは、事業を始めた日のことです。
保険営業職員の場合、通常は
「募集人登録日」=「開業日」
として設定します。
■募集人登録日とは?
募集人登録日とは、保険募集人として正式に登録された日です。
一般的には、以下のような書類で確認できます。
- 会社からの登録通知書
- 募集人登録に関する案内書類
- セミナーで配布された資料
また、提出した「青色申告承認申請書」にも、同じ日付を記載しているケースがほとんどです。
申請書の控えと同じ日付を設定してください。
■よくある間違いに注意
入社日と募集人登録日は違う場合があります
「会社に入社した日」と「募集人登録日」が異なるケースがあります。
開業日として設定するのは、募集人登録日です。
開業日は、あとから設定変更することも可能なので、募集人登録日がすぐに分からない場合は後から設定しても問題ありません。
ただし、正しい日付が設定されていない場合、正しく申告できないため、必ず申告(2〜3月)までに設定してください。
■開業日の設定方法
設定方法は、以下のヘルプページをご確認ください。
- 開業日の設定方法(開業初年度の方)
※開業日には募集人登録日を入力してください。
STEP3:家事按分の設定
3-1. 家事按分ってなに?
家事按分(かじあんぶん)とは、
仕事とプライベートの両方で使っている費用を、事業利用分だけ経費にする考え方です。
たとえば、
- 自宅の一室で資料作成をする
- 仕事でもスマホを使う
- 顧客訪問に自家用車を使う
といった場合に利用します。
3-2. なぜ設定するの?
仕事で使っている分を経費にできるため、節税につながる場合があります。
最初から完璧に設定する必要はありません。
「だいたいこのくらい仕事で使っている」という目安で大丈夫です。
あとから変更もできます。
3-3. 保険営業職員でよく使われている設定
家賃
自宅で資料作成や電話対応をする場合
使用面積や使用時間をもとに10〜30%程度で按分するケースがあります
光熱費
自宅作業に伴う電気代など
家賃と同様に使用面積や使用時間をもとに10〜30%程度で按分するケースがあります
通信費
業務連絡や顧客対応で使うスマホ代・通信費
業務にどれくらいの割合で使用しているを元に50〜80%程度で按分するケースがあります
車両関連費
顧客訪問で使用する自家用車のガソリン代・駐車場代など
走行距離を簡単に記録し、業務利用割合を決めて按分するケースがあります
より詳細な家事按分の事例は以下をご確認ください。
- 保険営業職員(保険外交員)によくある家事按分の事例
3-4. 按分割合の決め方
以下のような方法で決めるケースが多いです。
- 業務時間の割合
- 使用スペースの割合
- 走行距離の割合
例
- スマホを仕事で半分くらい使う → 50%
- 自宅の1部屋を仕事で使う → 面積割合で計算
- 車を週3日ほど仕事で使う → 使用状況をもとに判断
※ あくまで目安です。利用状況を正しく説明できる範囲で設定しましょう。
3-5. 家事按分の設定方法
例として、自宅の一部で事業をしており、家賃の40%を事業用の経費とする場合について解説します。
1. 以下のいずれかの方法で[家事按分]の入力画面を開きます。
①メニューから開く場合:ホーム画面右上の「≡」メニュー>会計設定 から 「家事按分」を選択します。
②確定申告画面から開く場合:「確定申告内容の作成 > 申告に関する質問への回答 > 会計設定」から、「質問. 家事按分について」で「はい」を選択します。
※設定を行いたい年の確定申告入力が未解放の場合はメニューから開いてください。
2. [家事按分]の入力画面が開くので、【追加】もしくは【昨年の入力を引き継ぐ】をタップします。
※アプリで始めて入力される方は【追加】をタップしてください。
※例では【追加】を選択した時の流れを記載します。
3. 「2025年分 家事按分を追加」画面から、家事按分として設定したい項目を選択します。例では「家賃」を選択します。
4. 設定した内容に応じて、「名称(補助科目名)」「勘定科目」が表示されます。
「事業利用の割合」に家事按分比率を設定し、登録ボタンをタップします。
例として、家賃の「事業利用の割合」を「40%」に設定します。
3-6. 家事按分設定の注意点
アプリでは、1つの勘定科目につき1つの按分比率(事業利用の割合)を設定します。
そのため、たとえば以下のように按分割合が異なる場合は、家事按分設定を使わず、仕訳登録時に按分後の金額を入力してください。
例
- 自宅インターネット:80%
- スマホ料金:50%
どちらも「通信費」ですが、割合が異なるためです。
また、車の使用割合が毎月変わる場合も、都度入力がおすすめです。
あとから変更できます
家事按分は、あとから見直し・変更できます。
最初から厳密に考えすぎず、まずは「ざっくり」で設定して大丈夫です。
セットアップ完了!次にやること
4-1. セットアップ完了です!
ここまで設定できれば、初期セットアップは完了です。
お疲れさまでした!
以下が完了していればOKです。
✅️ 事業者モードを選択した
✅️ 事業者名・開業日を設定した
✅️ 家事按分を設定した(必要な方)
4-2. これから日常的にやること
今後は、主に以下を行っていきます。
-
収入と経費の入力
→アプリでは、収入と経費は「仕訳」として登録します。
- アプリで仕訳を作成するには?
- 手入力で仕訳を登録する方法※保険販売員の収入は毎月もらう給与明細を元に入力します。
- 毎月の収支チェック
→帳簿を出力して確認できます。
- 総勘定元帳を科目別に出力する方法
毎日こまめに入力しなくても大丈夫です。
1年の最後にまとめて入力する方法でも、毎月少しずつ入力する方法でも、どちらでも問題ありません。
毎月入力しておくと、
- 「今どれくらい経費を使っているか」
- 「今年の利益がどれくらいになりそうか」
を早めに把握しやすくなります。
まずは、ご自身が続けやすいペースで進めてみましょう。
4-3. 確定申告本番に向けて
確定申告は、毎年2月〜3月頃に行い、所得(収入から経費を引いた金額)に応じて所得税を収める必要があります。(場合によってはお金が返ってくることもあります。)
締め切りをすぎると、収める金額が増えて損をすることがあります。
普段から少しずつ記録しておくことで、締切直前で慌てる必要がなく、余裕を持ってかんたんに申告を終わらせられます。
4-4. 困ったときは
困ったときは、以下をご利用ください。
-
アプリ内ヘルプ
特定の画面の操作や入力方法がわからない時に、関連する解説を確認できます。▶ -
よくある質問(FAQ)
FinFinでよく利用されている機能の紹介や、その使い方を確認できます。▶ -
お問合せフォーム
操作方法や設定で迷った場合は、個別にご質問いただけます。▶