副業とは、本業以外の仕事で収入を得る事です。
法律で定められた定義はなく、パート・アルバイトなど企業に雇われて働くことや、自ら起業して事業主として行うものなど、さまざまな形態があります。
本業と副業の主な違いは、「収入」「優先度」「時間の使い方」の面などがあります。
1.収入
- 本業:主な収入源であり、生活費や家計の基盤を支える収入を得るための仕事です。
個人事業者・フリーランスの方では事業でお客様・取引先から得ている収入(事業所得)になります。 - 副業:本業以外で得る収入源です。
本業に関する業務をやる方もいれば、趣味やスキルを活かし平日夜や週末に働いて得る仕事の場合も多いです。
仕事の継続性や収入の安定性は本業に比べて低いことがありますが、追加の収入源として活用されます。
2.優先度
- 本業:日中や期限など最優先される仕事です。
業務委託契約や雇用契約などに基づいて働く事も多く、責任や成果が求められるため、取り組む時間やエネルギーも多く費やします。 - 副業:優先順位は一般的には本業の次となります。
自由度が高い一方で、時間は限られている場合に、成果や時間に関する柔軟性がある場合もあり、必要に応じてスケジュールを調整できることもあります。
3.時間の使い方
- 本業:通常、週5‐6日やフルタイムで働く時間が確保され、規則的な営業や勤務が求められることが多いです。
- 副業:空き時間や週末を使って取り組むことが多く、在宅やオンラインで完結する場合も多いです。また、スキマ時間を有効活用して副業を行う人も増えています。
このように本業は生活基盤を支える安定した収入源であり、副業は収入面で補完するために働いたり、自己成長や多様な目的や経験のために行う事が多いです。
なお、本業以外の副業で年間20万円を超えて稼ぐと、基本的には確定申告が必要になります。