個人事業者の会計処理におきまして、会計上の現金残高がマイナスになる事は基本的に起こり得ないため、「FinFin」においても注意喚起のエラーメッセージを表示しております。
しかしながら、以下のようなケースにおいて、現金残高がマイナスのように見えることがございます。
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会計処理のミス
実際には現金が手元にあるにもかかわらず、記帳の誤りによりマイナスになっている場合です。
例:現金で支払いを行ったにもかかわらず、対応する売上をまだ記帳していない場合。 - 立て替え払い(個人資金の使用)
事業用の現金が不足しており、個人資金で支払いを行った場合です。
この取引を正しく処理しないと、会計上で現金残高が不足し、マイナスとして表示されることがございます。
[現金残高のマイナスを解消するための操作方法]
①現金出納帳の仕訳を見直す
マイナスとなっている仕訳を確認し、適切に修正をお願いいたします。
現金出納帳の確認方法はこちらをご確認ください。
②開始残高に適切な金額を入力する
開業から2年目以降の場合、前年末の残高を正しく繰り越すために、開始残高の設定をお願いいたします。
開始残高の設定方法についてはこちらをご確認ください。
③個人資金を事業用に持ち出した際の仕訳を入力する
個人資金を事業に使用した場合は、正しい仕訳の登録をお願いいたします。
事業主勘定の仕訳登録についてはこちらをご確認ください。