源泉徴収税とは?
源泉徴収税とは、報酬や給与を支払う際に、支払う側(請求先)があらかじめ差し引く所得税のことです。例として、請求元が10万円の報酬を請求した場合、請求先は源泉徴収税額を差し引いた金額を支払い、差し引いた税金分は請求先が国へ納付します。
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このように、報酬を受け取る人に代わって、支払う側が先に所得税を納める制度を「源泉徴収」といいます。
源泉徴収の対象となる報酬・料金等
源泉徴収が必要かどうかは、報酬を受け取る相手が「個人」なのか「法人」なのかによって変わります。特に、個人へ報酬を支払う場合は、仕事内容によって源泉徴収が必要になるケースがあります。詳細は、以下の国税庁の案内をご確認ください。
- No.2792 源泉徴収が必要な報酬・料金等とは(国税庁)
■源泉徴収が必要になる主な報酬・料金の例(個人へ支払う場合)
| 区分 | 具体例 |
|---|---|
| 原稿料・講演料 | 記事執筆の報酬、セミナー講師料など |
| 士業への報酬 | 弁護士・税理士・司法書士・公認会計士への報酬 |
| スポーツ・モデル関係 | プロスポーツ選手、モデル、外交員への報酬 |
| 芸能関係 | タレント・演奏家・俳優・芸人などへの出演料 |
| 接待・コンパニオン関係 | ホステス・コンパニオンへの報酬 |
| 契約金 | プロスポーツ選手の契約金など |
| 賞金 | 広告宣伝目的の賞金、競馬の賞金など |
源泉徴収税額の計算方法
源泉徴収税は、平成25年1月より始まった復興特別所得税を含む税率(10.21%/20.42%)で計算されます。詳細は、以下の国税庁の案内より「計算方法・計算式」をご確認ください。
- No.2798 弁護士や税理士等に支払う報酬・料金(国税庁)
本アプリでは、請求書の発行日を過去の日付にさかのぼって作成することが可能ですが、源泉徴収税の計算に使用される税率は、発行日や取引日付にかかわらず、上記の税率(10.21%/20.42%)で固定されています。
そのため、過去の取引に対する請求書を作成する場合でも、当時の税率ではなく、現在の税率で計算されますのでご注意ください。
■源泉徴収税の計算における税率
- 100万円まで 10.21%
- 100万円超部分 20.42%
| 例)支払金額 1,500,000円の場合 源泉徴収税額:(1,000,000円 × 10.21%) + (500,000円 × 20.42%) = 204,200円 ※100万円までを税率10.21%で計算し、100万円を超えた分(50万円)を税率20.42%計算する。 |
なお、上記の「支払金額」には消費税を除いた源泉徴収対象となっている品目の合計金額が使用されます。
■「請求書FinFin」の源泉徴収税の設定について
請求書FinFinでは、「源泉徴収税を追加」にチェックを入れると、源泉徴収税額が自動で計算されます。源泉徴収税額は、「源泉徴収対象」と設定されているすべての品目を合計して計算される仕様です。
「源泉徴収税を追加」にチェックを入れた場合のみ、品目欄に源泉徴収の設定項目が表示されます。初期値では「対象」となっていますが、源泉徴収の対象外にしたい品目は、「対象外」を選択してください。
※「源泉徴収税を追加」にチェックが入っていない場合は、源泉徴収対象有無にかかわらず、源泉徴収税額は計算されません。
■操作方法
- 請求書作成画面にて、「源泉徴収税を追加」をタップします。
- 各品目の編集画面に入り、源泉徴収税の「対象・対象外」を確認してください。
※初期値では「対象」となっています
- 画面右上にある「プレビュー」にて請求書内容を確認できます。
Finタメ・マガジンのご紹介
請求書の源泉徴収について、Finタメ・マガジンでも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
▼契約と請求書の基本を学ぶ!フリーランス保護新法にも注目【青色申告チャレンジ第4回】
https://www.finfin.jp/information/freelancer-contract-invoice-guide.html