建物や車両、10万円以上のパソコンなど、長期間にわたって使用する資産は「固定資産」として管理し、減価償却を行います。
減価償却とは、固定資産の購入費用を購入した年にまとめて経費にするのではなく、使用する期間(耐用年数)に応じて分けて経費計上する方法です。
定額法は、毎年同じ金額を減価償却費として計上する方法です。減価償却方法について税務署へ特別な届出をしていない場合は、一般的に定額法を使用します。
■固定資産を購入したらどうする?
固定資産を購入した場合は、以下の2つの手続きが必要です。
① 購入時の仕訳登録(資産計上)
② 固定資産登録(減価償却の設定)
「固定資産登録」は減価償却費を自動計算するための設定です。購入した固定資産を帳簿へ記録するためには、別途仕訳登録も必要となります。
そのため、固定資産を購入した際は、先に仕訳登録を行い、その後に固定資産登録を行ってください。
① 購入時の仕訳登録(資産計上)
例:2022年7月7日に、247,500円のノートパソコンを現金で購入した場合[操作手順]
1. ホーム画面の「手入力で仕訳」、または仕訳画面の「+」ボタンから「手入力で仕訳」をタップします。
2. 仕訳登録画面で以下の情報を入力します。
| 区分 | 支出 ※金額の横に「収入」と表示されている場合は、タップして「支出」に切り替えてください |
| 金額 | 247,500円 |
| 発生日 | 2022年7月7日 |
| 科目 |
工具・器具・備品 ※該当する勘定科目については、以下のヘルプページをご参照ください。 |
| 支払い方法 | 現金 |
| メモ |
ノートパソコン購入(任意) ※メモの残す際のポイントについては、以下のページをご確認ください。 |
3. 仕訳登録が完了したら、続いて固定資産登録を行います。
② 固定資産登録(減価償却の設定)
本アプリでは、「固定資産」画面で固定資産の情報を入力し、登録することで自動的に減価償却費が計上されます。
※耐用年数などの固定資産に関する情報につきましては、所轄の税務署または関与税理士へご確認ください。
今回の例では、事業用ノートパソコンを「定額法」で固定資産に登録します。
| 基本情報 | |
| 固定資産名称 | ノートパソコン |
| 取得価額 | 247,500円 |
| 数量または面積 | 1 |
| 取得日 | 2022年7月7日 |
| 耐用年数 | 4年(詳細はヘルプページ参照:耐用年数とは?) |
| 償却方法 | 定額法(詳細はヘルプページ参照:償却方法とは?) |
| メモ | なし |
| 償却に関する設定 | |
| 固定資産の種別 | 有形固定資産 (詳細はヘルプページ参照:有形固定資産、無形固定資産とは) |
| 勘定科目 | 工具・器具・備品 |
| 事業利用比率 | 100%(詳細はヘルプページ参照:固定資産の事業利用比率について) |
| 不動産貸付比率 | 0%(詳細はヘルプページ参照:固定資産の不動産貸付比率とは) |
| 事業共用開始日 | 2022年7月7日 |
[操作手順]
1. ホーム画面右上の「≡」メニューから「会計設定 > 固定資産」をタップします。
2. [固定資産]画面が開きます。右上の[+]アイコンをタップします。
3. [固定資産の追加]画面が開きます。「設定したい内容を選択してください」欄をタップし、新しく購入した場合は「新規(新品)」を選択します。
4. 新しく購入した固定資産について、各項目を入力します。
【 Step1】「基本情報」を入力します。
| 固定資産名称 |
資産名称を16文字以内で入力します。 例として、ノートパソコンと入力します。 |
| 取得価額 |
取得価額を入力します。 例として、247,500円と入力します。 |
| 数量または面積 |
数量と面積を数字で入力します。 例として、1と入力します。 |
| 取得日 |
タップするとカレンダーが表示されます。固定資産を取得した日付を入力します。 例として、2022年7月7日と入力します。 |
| 耐用年数 |
耐用年数を数字で入力します。 例として、4年と入力します。 |
| 償却方法 | タップすると、「償却方法」画面が表示されます。償却方法の中から「定額法」を選択し、[←]をタップして戻ります。 |
| メモ |
64文字以内の文字を入力することができます。 減価償却費の特例を適用している場合などに、入力します。 ここでは、空欄とします。 |
【 Step2】「償却に関する設定」を入力します。
| 減価償却資産の種別を選択 |
タップすると、「減価償却資産の種別」画面が表示されます。 有形固定資産、または無形固定資産を選択して、画面左上の[←]をタップして戻ります。 例として、有形固定資産を選択します。 |
| 勘定科目 |
タップすると、「科目」画面が表示されます。固定資産の科目をタップして入力します。 例として、「工具・器具・備品」を入力します。 |
| 事業利用比率 |
固定資産を事業でも個人でも使用している場合に、事業でその固定資産を利用している比率を入力します。 その固定資産を事業のみで利用されている場合は、「100」と入力します。 |
| 不動産貸付比率 |
1つの固定資産を一般と不動産の両方の事業で利用している場合に、「事業利用比率」のうち、不動産事業でその固定資産を利用している比率を1~100の数字で入力します。 例として、0%と入力します。 |
| 事業供用開始日 |
タップするとカレンダーが表示されます。 この固定資産の使用を開始した日付を入力します。 例として、2022年7月7日を選択します。 |
5. 「今期償却額(当年の減価償却費の金額)」は、登録したタイミングで自動計算されます。各項目の入力が終わりましたら、[固定資産登録]をタップして登録します。
6. 「固定資産」画面に、登録した固定資産が表示されます。引き続き、画面右上の[+]をタップして、固定資産を登録することもできます。