[仕訳]画面では、レシートを撮影して仕訳を作成していただくことができますが、1つのレシートに10%と8%軽減税率の明細がある場合でも、仕訳に設定される税区分は1つとなります。
1つのレシートに複数の税区分がある場合には、仕訳の作成後に手入力により仕訳を訂正し、税区分ごとに仕訳を分けて作成していただく方法となります。
例として、総菜屋さんが食材のみりん(10%)と、しょうゆ(8%軽減税率)を購入し、現金で支払いました。レシートにはみりん(10%)と、しょうゆ(8%軽減税率)の複数の税区分があります。レシートを撮影して仕訳を作成した後に、税区分ごとに金額を分けて仕訳を作成します。
<操作手順>
【 Step1 】レシートを撮影して、合計金額1,980円の仕訳を作成します。
1.[ホーム]または[仕訳]画面の右下にある「+」アイコンをタップします。
2.[写真を撮って仕訳]をタップします。
3.レシートを撮影して、[この写真を使う]をタップします。
4.[撮影対象の種類を選択]画面が表示されます。
例として、「支出・収入を選択」で[支出]を指定し、[レシート]を選択して、[この内容で登録]をタップします。
5.登録された仕訳をご確認いただくと、レシートの合計金額1,980円で税区分10%の取引として仕訳されています。この後に、10%と8%軽減税率の税区分ごとに金額を分けて、手入力により仕訳を作成します。
【 Step2 】レシートの合計金額1,980円で作成された仕訳の金額を、みりん(10%)分の金額1,100円に修正します。
1.[仕訳]をタップして、レシートの合計金額1,980円で作成されている仕訳をタップします。
2.[仕訳詳細]が表示されます。
「金額」欄をタップして、みりん(10%)分の金額1,100円に修正して、[この内容で登録]をタップします。
【 Step3 】しょうゆ(8%軽減税率)分の金額880円の仕訳を、手入力により新規に作成します。
1.[ホーム]または[仕訳]画面の右下にある「+」アイコンをタップします。
2.[手入力で仕訳]をタップします。
3.[仕訳登録]が表示されますので、各項目をタップして入力します。
(1)金額をタップして、しょうゆ(8%軽減税率)分の金額880円を入力します。
(2)発生日をタップして、カレンダーより発生日付を入力します。
(3)借方科目をタップして、科目を入力します。
例として、仕入高を入力します。
(4)貸方科目をタップして、科目を入力します。
例として、現金を入力します。
(5)税区分をタップして、ドロップダウンリストより税区分を入力します。
例として、しょうゆの税区分8%(軽減税率)を入力します。
(6)メモをタップして、入力します。
備忘録としてお役立ていただけます。
4.入力が終わりましたら、[この内容で登録]をタップして登録します。
5.[仕訳]画面に戻ります。みりん(10%)分と、しょうゆ(8%軽減税率)分、それぞれ税区分ごとに金額を分けて仕訳が作成されておりますので、ご確認ください。
【 Point 】1つのレシートに、税区分は同じで、勘定科目が異なる明細がある場合についても、同様の操作方法により、勘定科目ごとに金額を分けて仕訳を作成していただく方法となります。
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