同じバイト先で働くなどして、同一支払者から同じ年に複数回、源泉徴収票をもらった場合、最新の源泉徴収票に累計の支払金額が記載されています。
その為、同一支払者からの源泉徴収票を登録してしまうと、重複して年収に加算されてしまいます。
【事例】
①4月にA社でスキマバイト(収入金額:4,000円)
②10月にもう一度、A社でスキマバイト(収入金額:5,000円)
→最新の源泉徴収票の支払金額は「9,000円」(①+②)で表記されることが一般的です。
5月に①の源泉徴収票を追加した後、12月に②の源泉徴収票を「更新」もしくは「上書き」した場合、以下のような違いがあります。
・「更新」の場合
①の源泉徴収票データとは別に②のデータが作られます。
上記の場合ですと、①の4,000円が2つのデータそれぞれに含まれてしまうため、年収が4,000円多くなってしまいます。
・「上書き」の場合
①の源泉徴収票が破棄され、②のデータに上書きされます。
上記の場合ですと、②の9,000円が年収となり、このケースでは正しい結果になります。
◆新しいバイト先の源泉徴収票に上書きする場合
異なる支払者や初めての支払者から源泉徴収票をもらった場合には「更新」を選択します。
更新した内容は[登録済みの源泉徴収票]から確認する事が出来ます。
◆既存の源泉徴収票を修正する場合
同一支払者から同じ年に複数回の源泉徴収票をもらった場合は、最新の源泉徴収票を読込み、[登録済みの源泉徴収票を上書きする]を選択します。
例:令和6(2024)年の源泉徴収票を既に登録しているが、登録後に令和5(2023)年の源泉徴収票がさらに発行された場合、正しい表法を既に登録してある内容に上書きします。
※確定済みの源泉徴収票が0件(上書き対象がない状況)の場合、上書きが表示されません。
[操作方法]
- 最新の源泉徴収票を追加し、[登録済みの源泉徴収票を上書きする]をタップします。
- 「登録済みの給与の一覧]が表示されるので、そこから上書きする同一支払者の源泉徴収書を選択し[上書き]をタップし完了です。
- 上書きした内容はホーム画面の[登録済みの源泉徴収票を確認する]から確認することが出来ます。