消費税額の計算に際して、「割り戻し計算」、または「積み上げ計算」のいずれかの計算方法をタップして選択し、[つぎへ進む]をタップします。
例として、下記3件の請求書について計算します。
日付 |
消費税率 |
合計金額(税込) |
消費税額 |
10/1 |
8%軽減税率 |
90円(税込) |
6円 |
10/2 |
8%軽減税率 |
90円(税込) |
6円 |
10/3 |
8%軽減税率 |
90円(税込) |
6円 |
□ 割り戻し計算
「割り戻し計算」とは、税率ごとに区分した一年間の税込の合計金額から消費税額を計算する方法です。
割り戻し計算の例として、
270円(税込)×100/108=250円(税抜)
250×8%軽減税率=20円
(税込の合計金額270円から消費税額20円を計算しました)
□ 積み上げ計算
「積上げ計算」とは、請求書等に記載されている消費税額をひとつひとつ積み上げて、消費税額を計算する方法です。
積み上げ計算の例として、
6円+6円+6円=18円
(請求書に記載されている消費税額6円を3回積み上げました)
また、令和5年10月にインボイス制度が開始されると、適格請求書発行事業者が発行する適格請求書等(インボイス)に記載されている消費税額をもとに、納付する消費税額を計算する(積み上げ計算)ことが求められます。
上記は、一般的に考えられる内容を記載しております。消費税申告に関してご不明な点などがある場合は、お手数でも所轄の税務署様にお問い合わせくださいますようお願いいたします。
確定申告や会計業務をお助けする情報サイト「Finタメ・マガジン」のご案内
「Finタメ・マガジン」は、個人事業主やフリーランスの確定申告や会計業務を助ける無料の情報サイトです。
会計バンク主催のイベント情報やセミナーレポート、動画も配信しております。