現金主義会計の適用について、「有」、または「無」をタップして選択し、[つぎへ進む]をタップします。
「現金主義会計」とは、どのタイミングで収益や費用をいくら計上するのかという会計処理のルールの1つで、現金の受取りや支払いなどのお金が動いたタイミングで、売上や費用を計上する方法です。
例としては、10月1日にクレジットカード支払いで品物を購入。クレジットカードの引き落とし日(11月15日)に支払い処理が行われ、お金に動きがあります。「現金主義会計」の場合は、お金に動きのあったクレジットカードの引き落とし日(11月15日)の日付で、品物を購入し代金を支払ったという取引を入力します。
「現金主義会計」を適用する場合には、下記の3つの条件をすべて満たしている必要があります。
①青色申告である
②前々年の事業所得と不動産所得の合計所得が300万円以下の小規模事業者である
③「現金主義による所得計算の特例を受けることの届出書」を税務署に提出している
[現金主義会計の適用]画面の「有」、「無」の設定により、消費税申告書(第一表)「付記事項」欄の○印の印字位置が変わります。
例では、「無」欄に○印が付いています。
上記は、一般的に考えられる内容を記載しております。消費税申告に関してご不明な点などがある場合は、お手数でも所轄の税務署様にお問い合わせくださいますようお願いいたします。