仕訳を削除する際に、「仕訳を削除しますか?削除された仕訳に紐付いている明細がある場合は無効化されます。無効化された明細を再度有効にすると、新たに仕訳が自動作成されます。」というメッセージが表示されます。
こちらは、[口座]画面にて、口座の入出金明細より作成した仕訳を削除する場合に、関連するメッセージとなります。どのように関連するかにつきましては、A.この明細を事業対象外にするをタップしてご参照ください。
[仕訳]画面の「手入力で仕訳」、「写真を撮って仕訳」、「画像ファイルから仕訳」により作成された仕訳を削除する場合には関連しないメッセージとなります。仕訳を削除されても何の影響もございませんので、ご安心ください。
A.この明細を事業対象外にする
複式簿記のルールでは、「事業」のお金と「事業主(の個人的な)」のお金を分けて、取引を入力する必要があります。開業されたときには、事業用口座を開設して、事業用口座の通帳に記載された取引だけを入力することをおすすめいたします。もし、事業用口座の通帳に、事業主(の個人的な)の支払いで事業の経費にならない出金や、事業の売上とは関係のない入金がある場合には、「事業主借」と「事業主貸」という勘定科目を使用して、事業主(の個人的な)の取引となるように入力を行います。
スマホ会計FinFinでは、[口座]画面にある「この明細を事業対象外にする」という機能により、事業主(の個人的な)の取引として入力する方法がございます。下記の操作手順をご参照ください。
【 Point 】「この明細を事業対象外にする」とは
[口座]画面で登録された入出金明細について「この明細を事業対象外にする」とした場合、入出金明細は消去されるのではなく、事業ではない入出金明細として処理された状態となります。[仕訳]画面で、口座の入出金明細をもとに作成された仕訳を削除した場合には、入出金明細を「この明細を事業対象外にする」とした場合と同じ状態となります。
また、「この明細を事業対象外にする」とされた入出金明細は、「この明細を事業対象に戻す」により再び事業の入出金明細として戻すこともできます。こちらについては、B.この明細を事業対象に戻すをタップしてご参照ください。
※口座の入出金明細を「この明細を事業対象外にする」、または「この明細を事業対象に戻す」とされた場合には、口座の残高が変動いたします。スマホ会計の口座の残高と実際の通帳の残高が合わなくなる原因の1つとなりますので、ご注意ください。
<操作手順>
1.ホーム画面の「口座」をタップして、ご利用の口座をタップします。
2.口座の残高や口座情報などが表示されます。画面を下へスワイプすると「入出金履歴」欄がございます。事業主(の個人的な)の支払で事業の経費にならない出金明細や、事業の売上とは関係のない入金明細がありましたら、タップします。
例として、種別が「事業」となっている10月5日の入金明細をタップします。
3.[明細詳細]画面に仕訳の内容が表示されます。画面右上の[・・・(メニュー)]アイコンをタップします。
4.表示されたメニューより[この明細を事業対象外にする]をタップします。
5.[明細詳細]画面に戻ります。種別が「プライベート」に変更されていることを確認して、[この内容で登録]をタップします。
6.口座の「入出金履歴」欄に戻ります。10月5日の入金明細について、種別が「プライベート 無効」と表示されていることをご確認いただけます。
B.この明細を事業対象に戻す
「この明細を事業対象に戻す」は、「この明細を事業対象外にする」によりを再び事業の入出金明細に戻す方法です。
1.ホーム画面の「口座」をタップして、ご利用の口座をタップします。
2.口座の残高や口座情報などが表示されます。画面を下へスワイプすると「入出金履歴」欄がございます。事業主(の個人的な)の取引とされた入出金明細をタップします。
例として、種別が「プライベート 無効」となった10月5日の入金明細をタップします。
3.[明細詳細]画面に仕訳の内容が表示されます。画面右上の[・・・(メニュー)]アイコンをタップします。
4.表示されたメニューより[この明細を事業対象に戻す]をタップします。
5.[明細詳細]画面に戻ります。「種別」をタップして、[明細設定]画面にて「事業」をタップ。画面左上の[←]をタップします。
6.[明細詳細]画面に戻ります。種別が「事業」に変更されていることを確認して、[この内容で登録]をタップします。
7.口座の「入出金履歴」欄に戻ります。10月5日の入金明細について、種別が「事業」という表示に戻っていることをご確認いただけます。