「事業主」のお金と「事業」のお金を分けて考え、「事業」と「事業主」との間で行われた取引を入力する際に、事業主勘定を利用します。
事業主勘定には、「事業主借」と「事業主貸」があります。
例えば、「事業主借」は、事業主がプライベート用の通帳から事業用の通帳にお金を移動したときに使用します。
「事業主貸」は、事業主の生活費を事業用の通帳から引き出したときに使用します。
例として、9月26日の入金履歴が、プライベート用の通帳から事業用の通帳にお金を移動した取引である場合には、入金履歴の「科目」欄に「事業主借」という勘定科目を設定します。
<操作手順>
1. ホーム画面の「口座」をタップして、ご登録の口座をタップします。
2. 口座の残高や口座情報などが表示されます。画面を下へスワイプすると「入出金履歴」欄がございます。例として、9月26日の入金履歴をタップします。
3. [明細詳細]画面が表示されます。「科目」欄をタップして、「売上高」から「事業主借」へ勘定科目を変更することにより、事業主のプライベート用の通帳から事業用の通帳にお金を移動したことにより、事業用の通帳の残高が増加したという入金履歴となります。
(1)「科目」欄をタップします。
(2)[科目]画面が表示されますので、「事業主借」という勘定科目をタップして選択します。
(3)「科目」欄が「事業主借」に変更されました。
上記の操作方法により、事業主のプライベート用の通帳から事業用の通帳にお金を移動したことにより、事業用の通帳の残高が増加したという入金履歴になります。
【 Point 】入金履歴の「科目」欄が「売上」の場合には、事業用の通帳に売上代金が入金されたことにより、通帳の残高が増加したということになります。